年齢がもたらす 血液影響の薄毛とは

■　年齢がもたらす　血液影響の薄毛とは


平成の現在。抜け毛や白髪が発生する年齢が、どんどん若年化してきています。目先の問題として頭皮が気になりますが、原因は頭皮だけではないようです。

ことに３０歳を過ぎたあたりから、髪がどんどん細くなっていく傾向が見受けられます。髪や頭皮を、せっせとケアしている姿は尊いですが、それだけで大丈夫でしょうか。根本的な改善をしてますか。表面的なケアに終始していると、良くない未来が訪れるかもしれません。。

今回は、年齢とともに変化する内臓と髪との関係について、お話していきますね。


■　髪の毛をとりまく環境とは

東洋医学によれば、髪と深く関係している内臓は“腎臓”です。また、「髪は血のあまり」とも言われ、血液の栄養の残りが、髪の元になると考えられているのです。このことから言えるのは、髪の要素は単純ではないということ。頭皮の状態や血行だけでなく、日々の食事や生活スタイル、またストレスなども髪の状態に影響していそうです。


■　抜け毛トラブルの原因は、不足か滞り

個々人の血液状態を正しく把握には、検査ほか色々なことから分析する必要があります。ネット上でそんなことは不可能ですよね。ここでは、２つのパターンに大きく分けて見ていきたいと思います。


１　「血液不足タイプ」の主な特徴６つ

・髪や爪にツヤがない
・貧血がある
・よく夢を見る
・めまいや耳鳴りがする
・膝や腰がだるい
・忘れっぽい

これらにあてはまるものがあれば、髪を作る元である血が不足している可能性があります。「血虚タイプ」といえますね。人間の血液が不足する原因にはいくつかあります。女性は生理があるため、気をつけないと常に血液不足に陥りやすくなります。また、ダイエット中の時や妊娠中・出産後なども血を作る栄養が不足しがちです。

意外に多いのが、“腎腎機能”が不足しているタイプ。こうした人は、先天的に体質が弱い可能性があります。腎臓は、血液を作るホルモンを分泌しています。冷えと睡眠不足にとても弱い臓器なので、そうしたことが慢性化すると貧血体質になりやすくなります。これらには十分気をつけ、血液不足にならないよう注意しましょう。


２　血液滞りタイプの主な特徴８つ

・肩こりや頭痛がある
・シミ・シワができやすい
・イライラしやすい
・胸やお腹が張りやすい
・生理痛が強い
・脂っこいものや甘いものが好き
・刺激物が好き
・便秘気味である


”血液が滞る”のは、“気”や“血”の流れが悪いタイプです。ストレスなどは気のめぐりを妨げて、血液の流れも悪くさせるので、毛髪の育成を弱まってしまうのです。東洋医学では３５歳を過ぎると、腎臓が衰え始めると言われています。
実際、抜け毛や白髪が急増したり、髪が細く、爪がもろくなるなどの症状が出始めるのがこの年齢です。もともとの内臓の状態や、生活状態によって個人差はある思います。でも、年々弱っていく臓器を少しでも長く元気にしてあげることが、髪など見た目の若さにも繫がってくるのです。

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